歯の役割について

2020/08/23

歯は、ご存知の通り、食事の際、食べ物を咀嚼する役割を担っています。しかし、実はそれ以上に普段の何気ない時に身体を支えるためにとても重要な役割をはたしています。そしてポイントとなるのが、歯の形です。ほんの少しの当たり具合の違いや動いた時にぶつかる出っ張り具合など、微妙な歯の形によって、咀嚼のしやすさだけではなく身体のバランスのとり方が変わってきます。

上の歯はゆらゆら揺れる頭と一緒に動き、下の歯はぶら下がっている下顎骨と一体化していて、上下の歯の当たり具合によっては頭や下顎が誘導されます。重力下でヤジロベーのように立っているヒトは、歯の当たり方によっては周りについている筋肉に症状が出たり知らず知らずのうちに身体がねじれたりします(問題が顕在化してくるのはかなり経ってから。。。)

当院では、出来るだけ身体を真っすぐに支えられるように、歯の治療をする際にまずその歯のあるべき形を慎重に検討します。

歯型(スタディモデル)を作成し、動きをシュミレーションして上下の歯の当たり具合を確認し、問題がある場合は形の修正を提案します。

被せる治療をする場合は、プラスチックの仮歯(プロビジョナル)を入れてその形が身体を支えるのに適していることを確認してから最終的な被せる治療を行います。

歯は命を支えている、ということを肝に銘じて診療に当たっています。

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